新型コロナ 5類移行後 衆議院本会議の質疑 全議員出席に戻す

国会での新型コロナ対応をめぐり、衆議院は、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行する5月8日以降、これまで本会議の質疑の際に半数程度の議員が議場の外に出る措置をやめ、すべての議員が出席できるように戻すことになりました。

衆議院では、2020年4月から新型コロナの感染防止対策のため、本会議で密集した状態にならないよう、採決以外の質疑などが行われている際に半数程度の議員が議場の外に出る措置をとっています。

これについて、21日午前の議院運営委員会の理事会で与野党が対応を協議し、新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行する5月8日以降、措置をやめ、すべての議員が出席できるように戻すことを確認しました。

また、あわせて本会議場の演壇に設置されたアクリル板を取り外すことも確認しました。

国会では、政府の方針にあわせて3月13日からマスクの着用が個人の判断に委ねられていて、新型コロナの対応はこれですべて終了することになります。