“世界一かわいい羊” 双子の赤ちゃん一般公開 栃木
体を覆う白い毛と真っ黒な顔が特徴的で「世界一かわいい羊」とも呼ばれる「ヴァレーブラックノーズシープ」の双子の赤ちゃんが栃木県那須町の動物園で生まれ一般に公開されています。
スイス原産の「ヴァレーブラックノーズシープ」は、白い毛とは対照的に顔や足首が黒いのが特徴です。
那須町の「那須どうぶつ王国」では、おととしからメス3頭を飼育してきましたが、ほかの牧場から借りたオスと繁殖を試みたところ、先月29日、オスの双子の赤ちゃんが生まれ、今月14日から一般公開を始めました。
赤ちゃんは、体長は50センチ、体重は8キロほどに育っているということで、訪れた人たちは元気に飛び跳ねながら母親を追いかけたり、2頭で寄り添ったりする赤ちゃんの姿に「かわいい」などと声を上げていました。
動物園によりますと、「ヴァレーブラックノーズシープ」は「世界一かわいいヒツジ」とも呼ばれ、国内で公開しているのは、この動物園と滋賀県の観光施設の2か所に限られるということです。
那須どうぶつ王国の伊藤萌栞飼育員は、「好奇心いっぱいに動き回るかわいい姿を見られる時期は短いので、多くの人に見てもらいたいです」と話していました。