国際

ゼレンスキー大統領 クリミア含む全領土を奪還する考え示す

ロシア軍による軍事侵攻が続くウクライナでは、キリストの復活を祝う復活祭にあたる16日も、各地でロシア側の攻撃が続き、ゼレンスキー大統領は、改めて国民に結束を呼びかけました。
ウクライナの東部や南部では、ロシア側の攻撃が続き、地元メディアによりますと、南部ザポリージャ州では未明のミサイル攻撃によって教会が大きな被害を受けました。

また東部ドニプロペトロウシク州でも宗教施設が攻撃を受け、けが人が出たと、地元の当局者がSNSで明らかにしました。

キリスト教のウクライナ正教会では、ことしは16日がキリストの復活を祝う復活祭にあたることから、攻撃があった時間は例年なら大勢の人が復活祭の礼拝を行っていますが、夜間の外出禁止令が続いていることしは礼拝は行われていなかったということです。
復活祭にあわせてウクライナの伝統的な服に身を包んだゼレンスキー大統領は、16日に公開した動画で「すでに長い道のりを歩んできたが、最も難しい峠はまだ先だ。われわれがともにそれを乗り越えた時、国じゅうを太陽が照らす夜明けが来る」などと述べ、改めて国民の結束と徹底抗戦を呼びかけました。

そのうえで、「太陽は南部でも東部でも、そしてクリミアでも輝くだろう」と述べ、2014年にロシアが一方的に併合したクリミアを含むすべての領土を奪還する考えを重ねて示しました。

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