熊本県宇城市の松田崇敬くんは、熊本地震の前震が起きる14時間ほど前の、2016年4月14日午前7時ごろに市内の病院で生まれました。
習いごとのサッカーに打ち込みながら元気に成長した崇敬くんは、4月11日、地元の小学校に入学しました。
入学式には家族そろって出席し、緊張しながらも、自分の名前を呼ばれたら元気に立ち上がって返事をして、初めての学校生活をスタートさせました。
崇敬くんは、「数字が好きだから、算数の勉強をするのが楽しみです。友達もつくりたい」と話していました。

熊本地震 前震が起きた日に生まれた男の子 7歳の誕生日
7年前、熊本地震の前震が起きた日の朝に生まれた男の子が、14日、7歳の誕生日を迎え、入学したばかりの小学校に元気に登校しました。


7歳の誕生日を迎えた14日は、1年生の歓迎遠足が行われるということで、体操服姿に大きなリュックサックを背負って、近所の子どもたちと列になって登校していきました。
父親の敬司さんは、「熊本地震の日に生まれ、大変な状況のなかで元気に育ってくれました。大きくなっても、何事にも負けないよう、強く成長してほしいです」と話していました。
母親の優子さんは、「いつもどおりの朝ですが、特別な日ではあるので、『もう7歳になったんだな』という気持ちです。当時は怖さがいちばんで、とにかく守るために抱きかかえていました。『やっとここまで大きくなってくれた』とうれしく感じます。当時、病院で多くの人に助けられたことや、地震への備えが必要なことを教えていきたいです」と話していました。
父親の敬司さんは、「熊本地震の日に生まれ、大変な状況のなかで元気に育ってくれました。大きくなっても、何事にも負けないよう、強く成長してほしいです」と話していました。
母親の優子さんは、「いつもどおりの朝ですが、特別な日ではあるので、『もう7歳になったんだな』という気持ちです。当時は怖さがいちばんで、とにかく守るために抱きかかえていました。『やっとここまで大きくなってくれた』とうれしく感じます。当時、病院で多くの人に助けられたことや、地震への備えが必要なことを教えていきたいです」と話していました。