3月 米消費者物価指数 前年同月比5.0%上昇 1年半ぶりに5%台

アメリカの3月の消費者物価指数が発表され、前の年の同じ月と比べて5.0%の上昇となり、2021年9月以来、1年半ぶりに5%台となりました。

アメリカ労働省が12日に発表した先月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて5.0%上昇しました。

上昇率は前の月の6%を下回り、9か月連続で縮小しました。

5%台となったのは2021年9月以来、1年半ぶりです。

上昇率の縮小はガソリン価格が前の年の同じ月に比べて17.4%、中古車の価格が11.2%それぞれ減少したことが主な要因です。

一方、変動の大きい食品やエネルギーを除いた物価指数は前の年の同じ月と比べて5.6%上昇しました。

上昇率は前の月を0.1ポイント上回り、6か月ぶりに拡大しました。

今回大きく低下したガソリン価格は産油国でつくるOPECプラスによる原油の減産表明をうけて再び値上がりする可能性があります。

中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は5月に金融政策を決める会合を開きますが物価や雇用の動向を踏まえて利上げを継続するかどうかが焦点となります。

NY外国為替市場では円高進む

アメリカの3月の消費者物価指数の発表を受けて12日のニューヨーク外国為替市場では円高が進み、円相場は一時、1ドル=132円台後半をつけて統計の発表前と比べておよそ1円、値上がりしました。

消費者物価指数の伸び率が市場予想をいくぶん下回ったことでインフレ圧力が和らぎ、ドルを売って円を買う動きにつながりました。