防衛費増額に向けた法案 立民 “4月中には絶対採決させない”

先週、衆議院で審議入りした、防衛費増額に向けて「防衛力強化資金」の創設を盛り込んだ法案について、立憲民主党の安住国会対策委員長は「4月中には絶対に衆議院で採決させない」と述べ、十分な審議時間の確保が必要だという認識を重ねて示しました。

防衛費増額の財源確保策をめぐり、政府は、4分の1を増税で賄い、4分の3は歳出改革や決算剰余金の活用などで確保するとしていて、このうち、税金以外の収入を活用するため「防衛力強化資金」の創設を盛り込んだ法案が、先週6日、衆議院で審議入りしました。

この法案について、立憲民主党の安住国会対策委員長は、党の会合で「防衛費増額の必要性や財源については、国会で冷静に議論をすることで国民に知ってもらわなければならないことがたくさんある」と指摘しました。

そのうえで「4月中には絶対に衆議院で採決させない」と述べ、十分な審議時間の確保が必要だという認識を重ねて示しました。