“LGBT議員立法 G7広島サミットまでに成立を”公明 山口代表

LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐり、公明党の山口代表は、政府与党連絡会議で、来月のG7広島サミットまでに成立させるべきだと改めて強調しました。

LGBTの人たちへの理解を増進するための議員立法をめぐっては、与野党双方から早期成立を求める声が強まっていますが、自民党内の一部で法案の文言への反発が根強く、具体的な議論が始まらない状況が続いています。

これについて公明党の山口代表は、岸田総理大臣や自民・公明両党の幹部が出席した政府与党連絡会議で、「来月のG7広島サミットまでの議員立法の成立に全力をあげていきたい」と強調しました。

山口氏は、記者団に対し「自民党の一部に異論を主張する人もいるが、合意形成は近づいていると予想している。経済界からは『理解増進ではなまぬるく、差別をなくすことは世界の潮流だ』との厳しい指摘も出ていて、状況を大局的に受け止めるべきだ」と述べました。