【動画】統一地方選挙 9日投開票 候補者の当落の声

【動画】統一地方選挙 9日投開票 候補者の当落の声
統一地方選挙前半戦の開票が始まりました。

9つの道府県の知事選挙と6つの政令指定都市の市長選挙について、候補者の当落の声を動画で随時お伝えしていきます。

20:07 北海道 知事選 鈴木直道氏が2回目の当選確実

今回行われた知事選挙の中で唯一、与野党が全面的に対決する構図となった北海道知事選挙は、自民党、公明党、新党大地が推薦した現職の鈴木直道氏が野党側が支援した元衆議院議員の池田真紀氏らを抑えて2回目の当選を確実にしました。

20:04 神奈川 県知事選 現職の黒岩祐治氏が4回目の当選確実

現職に新人3人が挑んだ神奈川県知事選挙は、自民党、公明党、国民民主党のいずれも県組織が推薦した無所属で現職の黒岩祐治氏が4回目の当選を確実にしました。

20:05 福井 県知事選 杉本達治氏の2回目の当選確実

現職と新人の2人の争いとなった福井県知事選挙は、無所属の現職で、自民党、立憲民主党、公明党が推薦した杉本達治氏(60)の2回目の当選が確実となりました。

20:35 大阪 府知事選 吉村洋文氏の2回目の当選確実

現職と新人、あわせて6人の争いとなった大阪府知事選挙は、大阪維新の会の現職の
吉村洋文氏の2回目の当選が確実になりました。

20:22 奈良 県知事選 山下真氏の初めての当選確実

現職と新人、6人の争いとなった奈良県知事選挙は、日本維新の会の新人の山下真氏の
初めての当選が確実になりました。維新の公認候補の知事が大阪以外で誕生するのは、今回が初めてです。

奈良 県知事選 新人の平木省氏

新人の平木省氏は「県民の方々の多くの期待とサポートをいただいた。これは私にとって本当に宝物だ。今回、難しい状況ではあったが、勝ち切るつもりでやっていたので 今回の結果については私の力不足、それ以上の何物でもない」と述べました。

奈良 県知事選 現職の荒井正吾氏

現職の荒井正吾氏は、「大変残念な結果となったが、この度の戦いは当初から大変厳しい戦いだった。奈良の未来をかけた戦いだったと思うが 新しい県政が豊かな奈良の未来を築いていただけるように祈るばかりだ」と述べました。

20:09 鳥取 県知事選 平井伸治氏の5回目の当選確実

現職と新人の2人の争いとなった鳥取県知事選挙は、自民党県連、立憲民主党、公明党県本部が推薦した現職の平井伸治氏の5回目の当選が確実になりました。

20:07 島根 県知事選 現職の丸山達也氏の2回目の当選確実

現職と新人あわせて3人の争いとなった島根県知事選挙は、自民党と立憲民主党、それに公明党と国民民主党が推薦した現職の丸山達也氏(53)の2回目の当選が確実となりました。

20:12 徳島 県知事選 後藤田正純氏が初めての当選確実

現職と新人あわせて4人の争いとなった徳島県知事選挙は、元衆議院議員の後藤田正純氏が6期目を目指した現職や元参議院議員らを破って初めての当選を確実にしました。

徳島 県知事選 現職の飯泉嘉門氏

落選が確実となった現職の飯泉嘉門氏は「多選批判、そして現状を変えるという非常に分かりやすいワンイシューに対し、これまでの実績や、今後の方向性をしっかり浸透させていこうと県下すみずみまで足を運んだが、浸透が足りなかった。力不足だった。結果を重く受け止める」と述べました。
その上で、「残っている任期をしっかり務めさせていただき、新たな知事に移していきたい」と述べました。

20:05 大分 県知事選 佐藤樹一郎氏の初めての当選確実

20年ぶりに新人どうしの争いとなった大分県知事選挙は、自民党と公明党県本部が推薦した元大分市長の佐藤樹一郎氏の初めての当選が確実になりました。

20:10 札幌 市長選 現職の秋元克広氏が3回目の当選確実

冬のオリンピック・パラリンピック招致の是非が最大の争点となった札幌市長選挙は、招致推進を掲げ、与野党が相乗りで支援した現職の秋元克広氏が反対を訴えた新人2人を抑え、3回目の当選を確実にしました。

20:15 神奈川 相模原市長選挙 本村賢太郎氏が2回目の当選確実

現職に新人4人が挑んだ相模原市長選挙は、無所属で現職の本村賢太郎氏が2回目の当選を確実にしました。

20:07 静岡 市長選 難波 喬司氏が初めての当選確実

新人3人の争いとなった静岡市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元静岡県副知事の難波 喬司氏が初めての当選を確実にしました。

20:02 静岡 浜松市長選 中野祐介氏が初めての当選確実

新人2人の争いとなった浜松市長選挙は、自民党と公明党が推薦した総務省の元課長、中野祐介氏が初めての当選を確実にしました。

20:37 大阪 市長選 横山英幸氏の初めての当選確実

新人5人の争いとなった大阪市長選挙は、大阪維新の会の新人で元府議会議員の横山英幸氏の初めての当選が確実になりました。

20:10 広島 市長選 松井一実氏の4回目の当選確実

現職と新人のあわせて3人の争いとなった広島市長選挙は自民党県連と公明党県本部が推薦した現職の松井一実氏の4回目の当選が確実になりました。

自民 森山選対委員長「自民党の政策を国民が評価」

自民党の森山選挙対策委員長は、午後8時半すぎに党本部で記者団に対し「与野党対決型だった北海道や大分の知事選挙で圧勝したことは大きな意義を持つ。自民党が堂々と政策を訴えて、国民に評価してもらった結果だ。この戦いを統一地方選挙の後半戦や5つの国政の補欠選挙につなげたい」と述べました。
一方、森山氏は、奈良県知事選挙について「保守分裂となり、何とかいい調整ができないかと微力を尽くしたが、結果としてそれがなされなかった。奈良県民の厳粛な選択なので真摯に受け止め、県連と党本部がしっかり協議を続けないといけない」と述べました。

立民 大串選対委員長「自信を持って戦っている」

立憲民主党の大串選挙対策委員長は、記者団に対し、全国で唯一、与野党の全面対決となった北海道知事選挙の敗北について「北海道は党にとって大変重要な地域で、何としても勝ち抜かなければならなかったが、力及ばず、非常に残念だ」と述べました。
その上で、今回の統一地方選挙について「候補者の擁立もしっかりできたし、全国でしっかり戦っており、逆風を受けての戦いだとは思っていない。今の岸田政権に対する非常に厳しい声はたくさんあり、『何とかしてほしい』という声を受け止めて、自信を持って戦っている」と述べました。

維新 馬場代表「身を切る改革が全国的に広がり」

日本維新の会の馬場代表は、9日夜8時すぎから大阪市で記者会見しました。
この中で、奈良県知事選挙で、日本維新の会の新人、山下真氏の当選が確実になり、
大阪府以外で初めて維新公認の知事が誕生することについて「大阪でやってきた『身を切る改革』をはじめとする改革が、全国的に広がりつつある。大阪での改革を見てもらった奈良の皆さんから『奈良も大阪のようになればいい』という期待をいただいたと思う」と述べました。

公明 山口代表「全員当選に近づいていくものと期待」

公明党の山口代表は、午後9時45分ごろから開票センターを設置している党本部で記者会見しました。
この中で「道府県議会議員選挙などで、着実に当選や当選確実が積み上がっているので、全員当選に近づいていくものと結果を期待したい」と述べました。
また、4月23日に行われる衆参5つの補欠選挙について「与党が結束して選挙に臨み、推薦を出した与党統一候補を勝たせる姿勢で臨んでいきたい」と述べました。

共産 小池書記局長「今後の戦いにとって大きな財産」

共産党の小池書記局長は、記者団に対し「自民・公明両党と対決する大義の旗を掲げて戦ったことは今後の地方政治をめぐる戦いにとって大きな財産になった。統一地方選挙の後半戦でも、党の現有議席を絶対に確保して、1つでも多く増やしていくことに全力を注ぎたい」と述べました。
一方、大阪と奈良の知事選挙や大阪市長選挙で維新公認の候補が勝利したことについて「議会議員選挙の結果を見守りたいが、全体として維新が与党の一員になっている。自民党政治の最悪の補完勢力だという本質を伝える努力を強めていきたい」と述べました。