水深8336mに魚 “最も深い”ギネス世界記録に 東京海洋大など

東京海洋大学や西オーストラリア大学などの国際研究グループが、2022年、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルの深海で撮影した魚が、「最も深い場所で確認された魚」としてギネス世界記録に認定され、日本と海外の研究者に認定証が贈られました。

「最も深い場所で確認された魚」としてギネス世界記録に認定されたのは、2022年8月、東京海洋大学や西オーストラリア大学などの国際研究グループが、伊豆・小笠原海溝の海底付近、水深8336メートルで撮影に成功した、スネイルフィッシュと呼ばれる深海魚の仲間とみられる魚です。

4日、東京 港区の東京海洋大学で、調査に携わった東京海洋大学の北里洋博士らに認定証が手渡されました。

グループによりますと、これまで生きた魚が確認された最も深い水深は、2017年に確認されたマリアナ海溝の水深8178メートルだったということで、今回はそれよりも158メートル深い場所で撮影されたということです。

認定証を受け取った北里博士は「非常に深い場所で撮影に成功したのは有意義なことで、今後、さらに深い場所で魚が現れることにも期待したい」と話していました。

また、国際研究グループのリーダーを務めた西オーストラリア大学のアラン・ジェイミソン教授は「大変光栄に思います。今回の発見は、いまだに知られていないことがどれだけあるかを浮き彫りにしました。協力して調査することで、さらに多くの発見が可能になると思います」とコメントを寄せました。