全日空では、3日午後2時すぎに国内線のシステムに不具合が発生し、代替システムで復旧するまで1時間ほど予約や販売、搭乗手続きができなくなり、全国各地の空港で遅延や欠航など影響が広がりました。
全日空によりますと、このシステム不具合で3日は、55便が欠航したほか、153便で30分以上の遅延が生じ、最大2時間18分の遅れが出たということで、影響は合わせておよそ2万6700人に上ったということです。
4日も2便で遅れが出たということですが、そのほかの便は、ほぼ通常どおりに運航されているということです。
システムに不具合が発生した原因は調査中だとしています。
ANAのシステム不具合 “欠航と遅延 計200便超 2万人余に影響”
全日空は3日、国内線で一時、予約や搭乗手続きができなくなったシステムトラブルで、欠航と遅延が合わせて200便を超え、2万人余りに影響が出たことを明らかにしました。

服部常務「心から深くおわび申し上げます」

これについて全日空は4日、記者会見を開き、運航管理の責任者をつとめる服部茂常務が「ご迷惑をおかけした皆さまに心から深くおわび申し上げます」と陳謝しました。
そのうえで不具合の経緯について説明し、まず3日の午後2時すぎに、予約などを一元的に管理するシステムでエラーが発生し、機能しなくなったということです。
このシステムは、1台に障害が発生しても対応できるよう、2台のサーバーで管理していますが、3日は同時に機能しなくなり、再起動を試みたものの復旧せず、代替システムに切り替えることになったということです。
全日空では、代替システムへの移行を速やかに行えば、復旧までの時間を短縮できたとしていて、今後は切り替えを優先的に行うことにしています。
そのうえで不具合の経緯について説明し、まず3日の午後2時すぎに、予約などを一元的に管理するシステムでエラーが発生し、機能しなくなったということです。
このシステムは、1台に障害が発生しても対応できるよう、2台のサーバーで管理していますが、3日は同時に機能しなくなり、再起動を試みたものの復旧せず、代替システムに切り替えることになったということです。
全日空では、代替システムへの移行を速やかに行えば、復旧までの時間を短縮できたとしていて、今後は切り替えを優先的に行うことにしています。