ANAシステム不具合 復旧も運航に大幅な遅れ 50便余が欠航も

3日午後2時すぎ、全日空の国内線のシステムに不具合が発生し、1時間ほど予約や搭乗手続きができない状況になりました。各地の空港では運航に大幅な遅れが出ているほか、50便余りの欠航が出るなど影響が続いています。

3日午後2時10分ごろ、全日空の国内線のシステムに不具合が発生し、午後3時11分ごろに代替システムで復旧するまで1時間ほど予約や販売、搭乗手続きができない状況になりました。

全日空によりますと、この影響で全国各地の空港では多くの便で運航に大幅な遅れが出ているほか、一部で欠航も出始めていて、午後6時45分の時点で羽田と新千歳や福岡を結ぶ便など、合わせて55便がすでに欠航したか、または欠航が決まったということです。

システムに不具合が発生した原因は分かっていないということで、引き続き、原因究明を進めるとしています。

全日空は「ご利用のお客様には、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます」としています。

同じシステムの航空各社でも不具合

航空各社によりますと、全日空と同じシステムを使用している
▽ソラシドエア
▽エア・ドゥ
▽スターフライヤー
▽アイベックスエアラインズ などでも同様の不具合が生じ、一時、予約や搭乗手続きなどができない状況になったということです。

羽田空港では職員が対応に追われる

全日空の便が発着する各地の空港では、混雑が発生しました。

このうち、羽田空港の第2ターミナルは、カウンターに多くの人が列を作る中、職員が拡声器で復旧状況を伝えるなど、対応に追われていました。

家族で福岡空港行きの便に乗る予定だという女性は、「大分まで帰る予定ですが、子どもも機嫌が悪くなってしまっています。早く改善してほしい」と話していました。

また、仕事で石川県の小松空港行きの便に乗る予定だという男性は「荷物もすでに送っていて、レンタカーも予約しているので、時間どおりでないのは困ります。仕事への影響も大きいです」と話していました。