▽工芸家の大樋年雄さん(64)
アメリカ・コロラド州の渓谷に触発された作品「モニュメント・クリフ」は陶芸の伝統を踏まえつつ、さらに挑戦を続けることで独自の形へと昇華させたなどとして高く評価されています。
▽詩人で文芸批評家の北川透さん(87)
戦後から現代までの詩の世界を論じた著作を発表し、ことばの世界がもつ際限のないエネルギーに果敢に向き合ったことなどが高く評価されました。
▽能楽師で金剛流宗家の金剛永謹さん(71)
金剛流の伝統を守りつつ、豊かでおおらかな自身の芸風を確立し、今は上演されなくなった過去の曲を復活させるなど、能楽の普及と興隆に寄与した業績は大きいとされました。
3人は、特に優れた業績を挙げたとして「恩賜賞」にも選ばれました。

日本芸術院賞 詩人で文芸批評家 北川透さんなど9人
芸術の分野で優れた業績を挙げた人たちに贈られる今年度の日本芸術院賞に、詩人で文芸批評家の北川透さんなど9人が選ばれました。
今年度の日本芸術院賞に選ばれたのは次の方々です。


このほか
▽洋画家の小灘一紀さん(79)。
▽彫刻家のクワ※山賀行さん。
▽書家の永守蒼穹さん(72)。
▽小説家の小川洋子さん。
▽詩人で国文学者の藤井貞和さん(80)。
▽地歌箏曲演奏家の藤井泰和さん(63)。
以上の9人の方々です。
授賞式はことし6月下旬に、東京 台東区の日本芸術院会館で行われる予定となっています。
※「十」の下に「くさかんむり」、その下に「木」
▽洋画家の小灘一紀さん(79)。
▽彫刻家のクワ※山賀行さん。
▽書家の永守蒼穹さん(72)。
▽小説家の小川洋子さん。
▽詩人で国文学者の藤井貞和さん(80)。
▽地歌箏曲演奏家の藤井泰和さん(63)。
以上の9人の方々です。
授賞式はことし6月下旬に、東京 台東区の日本芸術院会館で行われる予定となっています。
※「十」の下に「くさかんむり」、その下に「木」