米テネシー州の小学校で銃撃 子ども含む6人死亡 計画的犯行か

アメリカ南部テネシー州の幼稚園を併設する小学校で27日午前、銃撃事件があり、子ども3人を含む6人が死亡しました。警察は容疑者が声明や学校の地図を準備していたことなどから、計画的な犯行だったとみて、動機などを詳しく調べています。

アメリカ南部テネシー州ナッシュビルの幼稚園を併設するキリスト教系の私立小学校で、27日午前、銃撃事件があり、地元の警察によりますと、子ども3人を含む6人が死亡したということです。

警察によりますと、死亡したのは8歳の児童1人と9歳の児童2人、それに60代の教職員3人の合わせて6人です。

容疑者は、殺傷能力の高いAR15という型のライフル銃2丁と、拳銃1丁を持っていて、駆けつけた警察官によってその場で撃たれて死亡しました。

警察が容疑者の自宅を捜索した結果、声明や詳細な学校の地図を準備していたことなどから計画的な犯行だったとみて、動機などを詳しく調べています。

警察によりますと、容疑者はかつてこの学校に通っていた地元に住む28歳で、自身を、心と体の性が一致しないトランスジェンダーだと認識していたと説明しています。

現場は州都ナッシュビルの中心部から南におよそ9キロ離れた住宅街にある学校で、警察などによりますと、3歳から6年生までの児童およそ200人が通っているということです。