
G7広島サミットのテロ対策強化「海上警備・警護対策本部」設置
ことし5月に開催されるG7広島サミットでのテロ対策を強化するため、海上保安庁は「海上警備・警護対策本部」を設置しました。
G7広島サミットの会場となるのは、周囲を海に囲まれた広島市南区の宇品島にある「グランドプリンスホテル広島」です。

海上保安庁では、22日から「海上警備・警護対策本部」を設置することになり、石井昌平長官は、「会場が臨海部となることから、海上警備・警護を担う当庁の役割は極めて重要で、海上での要人の安全にも万全を期す必要がある」と職員に訓示しました。

海上保安庁によりますと、ホテル周辺のおよそ300メートルの海域を「航行自粛海域」とし、開催4日前の5月15日から22日までの1週間、この海域に立ち入らないよう漁業者や旅客船の事業者に呼びかけています。
また広島港の周辺については、事前通報が必要な海域に設定し、通報せずに航行した場合には立ち入り検査を行うとしています。
過去には、2000年に開催された九州・沖縄サミットで、抗議活動を行う環境保護団体が船で会場付近に接近して上陸する事件が起きています。
海上保安庁は、臨海部で行われる関係閣僚会合を含め会場周辺に、全国から巡視船艇や航空機を派遣するほか、旅客船ターミナルに海上保安官を配置するなどして警戒態勢を強化することにしています。
また広島港の周辺については、事前通報が必要な海域に設定し、通報せずに航行した場合には立ち入り検査を行うとしています。
過去には、2000年に開催された九州・沖縄サミットで、抗議活動を行う環境保護団体が船で会場付近に接近して上陸する事件が起きています。
海上保安庁は、臨海部で行われる関係閣僚会合を含め会場周辺に、全国から巡視船艇や航空機を派遣するほか、旅客船ターミナルに海上保安官を配置するなどして警戒態勢を強化することにしています。
