WBC “村神様” “村上最高” 村上宗隆 SNSでトレンドに

WBCの準決勝で日本が村上宗隆選手のツーベースヒットで逆転サヨナラ勝ちし決勝進出を決めたことを受けて、SNS上では苦しい打席が続いていた村上選手の一打に「村神様」や「村上最高」がトレンド入りするなど、歓喜の投稿が相次ぎました。

日本は1点を追う9回ウラ、先頭バッターの大谷翔平選手のツーベースヒットなどでノーアウト一塁・二塁のチャンスを作り、5番の村上選手が打席に入りました。

ここまで打撃の調子が上がらず打順が4番から5番となり、この日は三振3つを喫し、SNS上では「生き返れ村上」といった復活を願う言葉がトレンド入りしました。
さらに村上選手がセンターオーバーのツーベースで日本がサヨナラ勝ちを決めると、去年の「新語・流行語大賞」の年間大賞にも選ばれた「村神様」や、「村上最高」がトレンドに入りました。
そしてツイッターでは「生き返った村上!」や「おかえりなさい、村神さま」、「村上復活」など、村上選手の1打に歓喜する投稿が相次ぎました。

大谷翔平の“ヘルメット飛ばしての大激走”も

また、この回は、先頭バッターでツーベースヒットを打った大谷翔平選手がヘルメットを投げ捨てて走る姿に対し「オオタニサンがヘルメット投げ捨てて走るツーベースヒットまじで漫画かっこいい」とか「ヘルメットを吹っ飛ばしながらの大激走。そして雄叫び。泣けたよ」などといった投稿が相次ぎました。

ヤクルト高津監督「みんなが願っていた1本」

村上宗隆選手がサヨナラ勝ちを決めるツーベースヒットを打ったことについて、所属するヤクルトの高津臣吾監督はオープン戦終了後の取材に対し「クラブハウスで見ていたが、いろんな部屋からすごい歓声が聞こえて、大騒ぎだった。僕だけじゃなくて、チームメートも野球ファンも、みんなが願っていた1本だったと思う」と話していました。

そのうえで「野球って楽しいなとか、すばらしいなと思ってもらえる、いろんなものが詰まった準決勝だった。苦しんできたが、あと1試合なので精いっぱいやってほしい」と決勝へ向けてエールを送りました。