
“サウジアラビアがイラン大統領を招待” 外交関係正常化受け
サウジアラビアと外交関係を正常化させることで合意したことを受け、イラン政府の高官は19日、自らのツイッターで、ライシ大統領がサウジアラビアのサルマン国王から書簡を受け取り、サウジアラビアに招かれたことを明らかにしました。
これに対し、ライシ大統領は招待を歓迎した上で、両国の協力関係を拡大する用意があると強調したということです。
一方、これについてサウジアラビア政府は公式に発表していません。
両国は今月10日、中国の仲介で7年ぶりに外交関係を正常化し、双方の大使館を再開させることで合意しています。
イランの国営通信によりますと、アブドラヒアン外相は19日の会見で、近くサウジアラビアのファイサル外相と会談することを明らかにし、今後、ライシ大統領とサルマン国王の首脳会談についても実現するかが焦点です。