出発に先立って岸田総理大臣は、総理大臣公邸で記者団に対し「日本はG7=主要7か国の議長国、インドはG20の議長国で、両国が国際社会でどんな役割を果たすべきか、じっくり意見交換したい。合わせて2か国間関係についても一層の深化を確認したい」と述べました。
また、シンクタンクでの講演については「歴史的な転換期において、FOIP=『自由で開かれたインド太平洋』の果たす役割について私の考えを明らかにしたい」と述べました。
岸田総理大臣は、日本時間の20日昼ごろ現地に到着する予定です。

岸田首相 インドへ出発 日印が国際社会で果たすべき役割議論を
岸田総理大臣はインドを訪れてモディ首相との首脳会談などを行うため、19日夜、現地に向けて出発しました。これに先立って、それぞれG7とG20の議長国として国際社会で果たすべき役割を議論し、連携を確認したいという考えを示しました。
岸田総理大臣は今月22日までの日程でG20=主要20か国の議長国、インドを訪問するため、19日午後11時半すぎに首都ニューデリーに向けて政府専用機で羽田空港を出発しました。
現地ではモディ首相との首脳会談に臨むほか、シンクタンクで講演し、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」を推進するための具体的な計画を公表する予定です。
