大阪市でサクラ開花 気象台が発表 2021年と並び最も早く

大阪管区気象台は19日午前、大阪市でサクラが開花したと発表しました。
平年より8日早く、おととし、2021年と並んで、最も早い開花となりました。

大阪 中央区にある大阪城公園の西の丸庭園では、19日午前、気象台の職員が、開花の目安としているソメイヨシノに5輪の花が咲いているのを確認し、「サクラが開花した」と発表しました。

平年より8日、去年より4日早く、1953年の統計開始以降、2021年と並んで、最も早くなりました。

大阪管区気象台観測課の大久保卓治 主任技術専門官は「ここ最近、気温の高い日が続いたのが、早い開花に影響したのではないか。これからどんどん咲いてくるが、マナーを守りながら花見を楽しんでほしい」と話していました。

大阪 西淀川区から訪れた54歳の男性は「そろそろ咲きそうだと思い、見に来ました。春が来たと感じますが、少し早すぎるような気もします」と話していました。

サクラは今後、1週間から10日ほどで満開になる見通しで、大阪城公園では新型コロナの影響で中止していた夜桜を楽しむイベントを4年ぶりに開催することにしています。