
日独防衛相会談 食料や燃料の相互提供念頭に 法的整備で一致
浜田防衛大臣はドイツのピストリウス国防相と会談し、自衛隊とドイツ軍が食料や燃料などを相互に提供できるようにする協定を念頭に、連携を促進させるための法的な枠組みの整備を目指すことで一致しました。
浜田防衛大臣とドイツのピストリウス国防相との会談は18日午後、防衛省でおよそ30分間行われました。
この中で浜田大臣はドイツの国防相の来日は2007年以来16年ぶりだとして歓迎したうえで「フリゲート艦や戦闘機のインド太平洋地域への派遣など、この地域の平和と安定に積極的に貢献するというドイツの強い決意を高く評価する」と述べました。
そのうえで両大臣はドイツ軍のインド太平洋地域へのさらなる展開や共同訓練などの実現に向け、緊密に連携してくことで一致しました。
そして自衛隊とドイツ軍が食料や燃料などの物品や通信や輸送などの役務を提供し合えるようにするACSA=「物品役務相互提供協定」を念頭に、連携を促進させるための法的な枠組みの整備を目指すことで一致しました。