
独フェンシング連盟 W杯中止を発表 ロシアなど国際大会復帰で
ドイツフェンシング連盟は、国際フェンシング連盟がロシアとベラルーシの選手の国際大会復帰を許可したことを受けて、5月に自国で開催する予定だったワールドカップの中止を決めたと発表しました。
ドイツフェンシング連盟はことし5月5日から2日間、自国で女子フルーレのワールドカップを開催する予定でした。
しかし、国際フェンシング連盟が今月の臨時総会でウクライナへの軍事侵攻により国際大会から除外されていたロシアとベラルーシの選手の4月下旬以降の復帰を許可したことを受けて、ドイツ連盟は16日、5月のワールドカップを中止することを決定し、国際連盟に通告したと発表しました。
ドイツフェンシング連盟のクラウディア・ボケル会長は「私たちはもっと違う結果を望んでいたという明確なメッセージを発信したい」と話しています。