中国海軍の艦艇 奄美大島沖の接続水域を航行 9月以来 防衛省

防衛省は16日、中国海軍の艦艇1隻が、鹿児島県の奄美大島沖の接続水域を航行したと発表しました。中国海軍の艦艇が、この海域を航行するのは去年9月以来で、防衛省が警戒と監視を行っています。

防衛省によりますと、16日午前10時ごろ、中国海軍のフリゲート艦1隻が、鹿児島県の奄美大島の西、およそ160キロの東シナ海を航行しているのを海上自衛隊が確認しました。

フリゲート艦はその後、奄美大島と横当島の間の領海の外側にある接続水域を通過し、太平洋に出たということです。

領海侵入はありませんでした。

中国海軍の艦艇が、この海域を通過するのは去年9月以来で、防衛省が航行の目的を分析するとともに、警戒と監視を行っています。