「オホーツク流氷館」展示で約120トンの流氷搬入 北海道 網走

ことし1月にリニューアルオープンした北海道網走市の観光施設「オホーツク流氷館」で、展示している流氷を入れ替える作業が行われました。

オホーツク流氷館で新たに展示するのは、およそ120トンの流氷です。

1月のリニューアルで展示室が広がり、従来より2割ほど多い流氷を展示することになりましたが、すでに網走沖から遠ざかっていたため、45キロ離れた斜里町沖で採取しました。

16日に行われた入れ替え作業では、作業員がこれまで展示していた流氷を屋外に運び出したあと、港から運搬してきた新しい流氷を重機などを使って施設内に運び入れました。

大阪から訪れた観光客の男性は「流氷の入れ替え作業は初めて見たので感動しています」と話し、佐呂間町から訪れた男性は「すごく大きくてビックリです」と話していました。

新しい流氷はマイナス15度の寒さを体験できる展示室に置かれ、観光客が実際に触れることができます。

オホーツク流氷館の田口桂社長は「多くのお客様に見て、触れていただき、流氷の不思議が分かる展示を楽しんでほしい」と話していました。