
大相撲 春場所6日目 大関 貴景勝は平幕 御嶽海と対戦
大相撲春場所は6日目、17日から中盤戦です。「綱とり」を目指す2敗の大関 貴景勝は平幕の御嶽海と対戦します。
春場所は5日目の16日、綱とりを目指す大関 貴景勝は、左ひざにテーピングを巻いて平幕の竜電との一番に臨み、立ち合いから一気に攻めて押し出しで勝ちました。
序盤の5日間を3勝2敗で終えた貴景勝は、6日目の17日、結びの一番で前頭3枚目の御嶽海と対戦します。
過去の対戦成績は12勝12敗と互角ですが、この1年は貴景勝が2勝1敗と勝ち越しています。
貴景勝は引き続き左ひざの状態が心配されますが、立ち合いで持ち味の低く鋭い踏み込みから一気に勝負をつけられるかがポイントになりそうです。
一方、突き押しだけでなく四つでも相撲が取れる御嶽海は、立ち合いでより鋭く踏み込んで密着した形に持ち込み、大関経験者としての意地を見せたいところです。
三役以上でただ1人勝ちっぱなしの小結 大栄翔は、1敗の琴ノ若と小結どうしの一番です。
過去の対戦では大栄翔が2勝5敗と負け越しています。
土俵際の粘りや体の柔らかさがある琴ノ若に対し、突き押しが得意の大栄翔が、今場所見せている力強く厳しい攻めで最後まで突くことができるかがカギとなりそうです。