また、動画には、上空を飛行する航空機から双方の隊員と兵士がパラシュートで降下する様子などが映されています。
通常の部隊では対処が難しい任務などにあたる特殊部隊は、訓練なども含めて動向が明らかにされることはほとんどなく、日米の特殊部隊どうしによる共同訓練の実施が公表されたのは初めてです。

陸自“米軍と特殊部隊どうしの共同訓練実施” 初めて発表
陸上自衛隊は、アメリカ陸軍と特殊部隊どうしによる共同訓練を行ったと初めて発表しました。写真や動画も公表し、日米関係が極めて強固であることを示すものだとしています。
共同訓練は、陸上自衛隊の「特殊作戦群」とアメリカ陸軍の「特殊作戦コマンド」が、ことし1月から先月にかけてアメリカで行いました。
陸上自衛隊が16日公表した3枚の写真には、「特殊作戦群」の隊員2人が地面に伏せながら狙撃銃を構えている様子などが写されています。


陸上自衛隊は、アメリカ側と調整のうえ公表したとしていて、アメリカ陸軍の特殊部隊との共同訓練は2010年度以降、今回も含めて13回行っていることも初めて明らかにしました。
陸上自衛隊は「最高度の練度を維持している特殊部隊の共同訓練は、日米同盟の抑止力と対処力の強化に直結し、両国の関係が極めて強固であることの証しだ」としています。
陸上自衛隊は「最高度の練度を維持している特殊部隊の共同訓練は、日米同盟の抑止力と対処力の強化に直結し、両国の関係が極めて強固であることの証しだ」としています。