
首都圏の新築マンション 2月価格 3か月ぶり下落 平均6778万円
先月、首都圏で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は6778万円と、去年の同じ月と比べ3か月ぶりに下落しました。
調査会社「不動産経済研究所」によりますと、先月、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションの1戸当たりの平均価格は6778万円で、去年の同じ月に比べて8.6%下落しました。
これについて調査会社は、去年の同じ月に東京23区内で高額の大型物件が販売されたため、その反動で下落したと分析しています。
地域別では、
▽東京23区の平均価格は、去年の同じ月より6.9%下落し9020万円となったほか、
▽神奈川県は1.2%下落し5067万円、
▽埼玉県は20.5%下落し4736万円、
▽千葉県は22.9%下落し4420万円となりました。
調査会社は「先月は比較的規模が小さな物件が多かったが、今月以降、高額の大型物件の販売も予定されており、価格の高止まりの傾向は続くのではないか」としています。