
カブス 鈴木誠也 復帰に向けキャンプ地でキャッチボール再開
脇腹を痛めて、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの日本代表を辞退した大リーグ、カブスの鈴木誠也選手が、アリゾナ州のキャンプ地でキャッチボールを再開し、復帰に向けて一歩、前進しました。
鈴木選手は先月、キャンプの打撃練習中に左脇腹の張りを訴えて、WBCの日本代表を辞退し、アリゾナ州のキャンプ地で調整を続けています。
球団によりますと、これまでは屋内でのウォーキングなどで復帰に向けたプログラムをこなしていたということですが、けがから2週間余り経過した15日、屋外の練習場でキャッチボールをしました。
鈴木選手は、雨が降る中、チームスタッフを相手に15メートルほどの距離で軽くキャッチボールをして、1球1球丁寧に体の動きを確認していました。
球団は、具体的な復帰の時期を明言していませんが、ここまでは順調に回復しているということです。
鈴木選手は代表を辞退した際に「もちろん開幕に間に合えばベストだが、そこばかり目指して焦って、またシーズン途中に離脱というのはもう絶対に嫌なので、とにかくしっかり治したい」と話していましたが、ボールを使った練習を再開したことで、まずは復帰に向けて一歩、前進した形です。