日本は今月9日から始まった1次ラウンドのグループBを4戦全勝で突破し、準々決勝に進みました。
相手は1次ラウンドのグループAを2位で通過したイタリアです。
先発ピッチャーは大谷翔平選手で投打の二刀流での出場となる見込みです。
大谷選手はピッチャーとしては大会初戦の中国戦に先発して4回無失点と好投し、打っては4試合で打率5割、ホームラン1本の成績でグループBの最優秀選手にも選ばれています。
栗山英樹監督は「準々決勝からはこれまでと違った戦いになってくる。投げて打つのが彼のスタイルなので大谷翔平らしくやってくれると思う。負けたら終わりなので投手も野手も全員いく」と話しています。
準々決勝で対戦するイタリアは大リーグ屈指の強打のキャッチャーとして活躍し、ドジャースでは野茂英雄さんともバッテリーを組んだマイク・ピアッツァ監督が指揮を執ります。
大リーグ、エンジェルスで大谷選手とチームメートのデービッド・フレッチャー選手などイタリア系のアメリカ選手を中心に構成されたチームです。
日本はイタリアに勝てば、日本時間の今月21日にアメリカのフロリダ州で行われる準決勝に進みます。

WBC きょう準々決勝イタリア戦 大谷翔平 “二刀流”で先発予定
野球の日本代表は16日夜、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックの準々決勝でイタリアと対戦します。