高円宮妃の久子さま マスク外し写真展の開会式典に

高円宮妃の久子さまは、外国の大使が出席する写真展の開会式典にマスクを外して臨まれました。マスクの着用が個人の判断にゆだねられて以降、皇族が式典などでマスクをしないのは初めてです。

開会式典は、写真展の会場となっている横浜市のギャラリーで開かれ、久子さまは15日午前11時すぎに到着し、席に着いた際、着用していたマスクを外されました。

写真展は、日本に駐在する33か国の大使の写真を集めたもので、久子さまが撮影された写真も展示されています。

久子さまは、各国の大使などを前に英語であいさつを述べ、その後、写真を鑑賞しながら出席者と懇談されました。

写真展のテーマは、「進行中」や「活発」という意味の「on the move」で、久子さまはマスクを外したことにからめて、「テーマを選ぶのは1年も前なので、私たちに先見の明があったということですね」と話されていました。

宮内庁によりますと、マスクの着用は主催者の方針に従っているということで、おととい、マスクの着用が個人の判断にゆだねられて以降、皇族が式典などでマスクをしないのはこれが初めてです。