東京都医師会会長「マスクは必要に応じて着用することが大事」

東京都医師会の尾崎会長は14日の定例会見で、新型コロナ対策としてのマスクの着用が13日から個人の判断に委ねられたことについて「マスクはいるかいらないかではなく、必要に応じて着用することが大事だ」と述べました。

このなかで尾崎治夫会長は「マスクはいるかいらないかではなく、病院や介護施設では必要に応じて着用することが大事だ」と述べました。

また、新型コロナの感染症法上の位置づけが5月8日に「5類」へ移行することについて、「新型コロナウイルスはなくなったわけではない。今後は重症化しやすい高齢者をどうやって見極めるかが大事になる」と述べました。

さらに、5類に移行したあとの医療提供体制について、「コロナは発熱などの症状がでる前に感染力をもっていて、インフルエンザと同じように診られるかというと難しい医療機関もあると思う。その場合は地域で連携することで発熱症状のある患者が放置されないようにしたい」と述べました。