浜田防衛相 ウクライナ国防次官と会談 “最大限支援していく”

浜田防衛大臣は日本を訪れているウクライナのハブリロフ国防次官と会談し、ロシアによるウクライナ侵攻は国際秩序の根幹を揺るがすもので断じて認められないと非難したうえで、引き続き防衛省・自衛隊としてウクライナを最大限支援していく方針を伝えました。

浜田防衛大臣とウクライナのハブリロフ国防次官の会談は14日午後、防衛省で行われました。

この中で浜田防衛大臣は「ロシアによる一連の暴挙は、国際社会が長期にわたる懸命な努力と多くの犠牲のうえに築き上げてきた国際秩序を根幹から揺るがすものだ。力による一方的な現状変更は断じて認められない。防衛省、自衛隊としても自由と祖国を守るため勇敢に戦う貴国を支えるべく最大限支援していきたい」と述べました。

これに対し、ハブリロフ国防次官は、防弾チョッキなど、自衛隊の装備品の提供について、「厚く感謝を申し上げる。協力や支援がこれからも続くことを期待している。ウクライナには経験豊富な軍があり、日本を含む国際社会から支援と協力を得ており、間違いなく勝利する」と述べました。