森友学園 籠池前理事長夫婦が大阪高検に出頭 刑務所に収容へ
森友学園の籠池前理事長夫婦が国などの補助金をだまし取った罪で実刑が確定したことを受けて13日午前、大阪高等検察庁に出頭しました。今後、刑務所に収容される見通しです。
刑務所に収容されるのは森友学園の前理事長、籠池泰典受刑者（70）と妻の籠池諄子受刑者（66）です。
2人は、小学校の建設工事や幼稚園の運営をめぐり、国や大阪府、それに大阪市の補助金、合わせて1億7000万円余りをだまし取ったとして詐欺などの罪に問われ、先月、最高裁判所で、懲役5年と、懲役2年6か月の実刑判決が確定しました。
2人は13日午前、大阪高等検察庁に出頭し、その後、大阪拘置所に身柄を移されました。
今後、刑務所に収容される見通しです。
籠池前理事長夫婦は出頭前に大阪 北区で会見を行い、「私たち夫婦に対する国策捜査に続く判決は、森友学園事件の真相究明を妨げることを目的とするものです。内容に承服はできませんが、国の法制度を尊重し、これに従います」などと述べました。