国際

ミャンマー“僧侶含む28人死亡” 民主派勢力が発表 軍関与か

軍によるクーデター以降、軍と民主派の衝突が続くミャンマーで、僧侶を含む市民28人が死亡しているのが見つかったと民主派の武装勢力が発表しました。軍が殺害したと非難していて、ミャンマーで尊敬される存在の僧侶が犠牲となったことに衝撃が広がっています。
ミャンマーで軍と対立する民主派の武装勢力が12日、SNSを通じて明らかにしたところによりますと、11日東部シャン州の村をミャンマー軍が空爆と砲撃で攻撃したということです。

その後、民主派の武装勢力が村内の僧院に行ったところ、ミャンマー軍の兵士が、避難していた市民30人と僧侶3人を建物の外に連れ出し、壁の前に立たせて射殺したのを目撃し、翌日、現場で僧侶を含む合わせて28人が死亡しているのを確認したということです。

これまでのところ、ミャンマー軍から正式な発表はありません。

国民の多くが仏教徒のミャンマーでは、僧侶は人々の間で尊敬される存在で、一連の衝突で僧侶が巻き込まれるのは異例のことです。

国際的な人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは去年12月からこれまでに263人の市民が軍に殺害されたと分析していて「ミャンマーで残虐な殺りくが増えているのは、軍の司令官が部隊に対し無差別攻撃を許可していることを示している」としていますが、今回、僧侶までもが犠牲となったことに衝撃が広がっています。

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