初開催の「びわ湖マラソン」6300人のランナー駆ける 滋賀

滋賀県のびわ湖沿いの42.195キロを走る「びわ湖マラソン」が初めて開催され、6300人余りのランナーがゴールを目指しました。

「びわ湖マラソン」は、おととし開催が終了した「びわ湖毎日マラソン」の後継レースとして、ことし新たに開催された市民マラソンで、全国から6300人余りが参加しました。

スタート会場となった滋賀県大津市の皇子山陸上競技場では、「びわ湖毎日マラソン」の最後の大会で日本新記録を出して優勝した鈴木健吾選手が、「日本記録を出した大会が新たに生まれ変わってうれしい。びわ湖を楽しく駆け抜けてください」と参加者を激励しました。

このあと、ランナーたちは号砲とともに一斉にスタートし、びわ湖の西側の湖岸を北上し、草津市の琵琶湖博物館のそばでゴールする42.195キロのフルマラソンに挑みました。

12日の滋賀県はおだやかな陽気に恵まれ、絶好のマラソン日和となり、参加したランナーたちは汗をにじませながらびわ湖岸を駆け抜けていました。

宮崎県から参加したという30代の男性は、「びわ湖はマラソンランナーとして走りたかったコースなので参加しました。びわ湖を見ながら気持ちよく走れました」と話していました。