ガソリン小売価格 全国平均167.4円 先月中旬から横ばい続く

レギュラーガソリンの小売価格は、今月6日時点の全国平均で、1リットル当たり167.4円で、先月中旬から横ばいの状況が続いています。

ガソリン価格が横ばいで推移していることについて、国の委託を受けて調査にあたった石油情報センターは、原油の調達価格の変動分を政府の補助金で調整していることで、価格が一定の水準に抑えられているとしています。

経済産業省は9日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットル当たり18.1円の補助金を支給することにしています。

今後の見通しについて石油情報センターは「中国の景気が回復するとの見方から直近の原油価格は上昇しているが、政府の補助金の効果でガソリン価格は横ばいの傾向が続くのではないか」と話しています。