自衛隊コロナワクチン大規模接種会場 今月下旬閉鎖へ

自衛隊による新型コロナワクチンの大規模接種会場について、防衛省は予約数が減少傾向にあることから、今月下旬で閉鎖する方向で調整に入りました。

新型コロナのワクチン接種を促進するため、防衛省は東京と大阪に自衛隊によるワクチンの大規模接種会場を設置して、希望する人に接種を行っています。

これについて防衛省は、予約数が減少傾向にあり予約枠の20%前後にとどまっていることから、今月下旬で東京と大阪のいずれの会場も閉鎖する方向で調整に入りました。

防衛省は浜田防衛大臣も出席して、閉所式を開くことを検討しています。

自衛隊によるワクチンの大規模接種は、自治体の接種を後押ししようとおととし5月に始まり、その年の11月末でいったん運営を終了しましたが、オミクロン株の流行を受けて去年1月から東京で、2月からは大阪で再開していました。