天皇皇后両陛下 農林水産祭の最高賞「天皇杯」受賞者らと面会

天皇皇后両陛下は3日、皇居で、農林水産業で優れた業績をあげた人や団体に贈られる賞の受賞者と面会されました。

両陛下は3日午後4時、皇居・宮殿の「春秋の間」で、農林水産業に取り組む個人や団体を表彰する農林水産祭で最高賞の「天皇杯」を受賞した人や団体の代表と面会されました。

天皇陛下は「農林水産業や地域社会の発展に貢献されたことをうれしく思います」などとおことばを述べられました。

両陛下は、規格外で出荷できない農産物を使った食品の製造や、生物多様性にも配慮した林業などの取り組みを紹介したパネルの前で受賞者から順番に説明を受け、熱心に質問されていました。

皇后さまは、福島県南相馬市でコメ作りをしている受賞者に、東日本大震災のときの状況について、「避難もされたのですか」などと尋ねられていました。