京急川崎駅隣接 プロバスケットチーム本拠地 新アリーナ建設へ

IT大手の「ディー・エヌ・エー」と京浜急行電鉄は、川崎市にある京急川崎駅の隣接地に、地元のプロバスケットボールチームの新たな本拠地となる1万人規模のアリーナを新たに建設する計画を発表しました。

ディー・エヌ・エーと京浜急行電鉄は3日、川崎市内のホテルで会見を開き、京急川崎駅に隣接する1万2400平方メートルの敷地に、1万人規模のアリーナを核とした複合施設を建設する計画を発表しました。

アリーナは、ディー・エヌ・エーが運営するプロバスケットボールBリーグの「川崎ブレイブサンダース」の新たな本拠地とし、ホテルや飲食施設、公園なども備えた複合施設とする計画で、5年後の2028年10月の開業を目指すとしています。

ディー・エヌ・エーの南場智子会長は、「羽田空港から近い最高の立地を生かして、川崎と世界をつなげるようなプロジェクトにしていきたい」と話していました。

京浜急行電鉄の川俣幸宏社長は、「アリーナは非常に強力なコンテンツで、川崎駅全体が大きく変わるチャンスだ」と話していました。

アリーナが建設されることについて、建設予定地の近くの高校に通う男子生徒は「バスケットボールが好きなので、完成したら試合を見に行きたいです」と話していました。