東京都 新型コロナ入院患者数 約8か月ぶりに1000人下回る

新型コロナの感染状況などを分析・評価する東京都のモニタリング会議が開かれ、入院患者数が、およそ8か月ぶりに、1000人を下回ったことが報告されました。

都内の感染状況と医療提供体制を分析・評価するモニタリング会議が2日、都庁で開かれました。

この中では、新規感染者数の7日間平均が、3月1日時点で866人になり、改善傾向が続いているほか、入院患者数は802人で、およそ8か月ぶりに1000人を下回ったことなどが報告されました。

専門家は「感染状況の推移に注意が必要であり、救命救急センターの重症者用の病床使用率は、依然として高い水準だ」などとして、4段階ある感染状況と医療提供体制の警戒レベルについて、いずれも下から2番目を維持しました。

会議のあと小池知事は「コロナもインフルエンザも減少傾向を見せているが、これを確かなものにするため、気を緩めず、換気や手洗いなどの感染対策を続けてほしい」と述べました。