
1月の住宅着工戸数 4か月ぶり増加 前年同月比6.6%増
1月、全国で着工された住宅の戸数が4か月ぶりに増加しました。
1月の全国の住宅着工戸数は6万3604戸で、去年の同じ月よりも6.6%増加しています。
内訳では、注文住宅を示す「持ち家」は、1万6627戸と去年の同じ月より8.3%減少しています。
一方で、賃貸アパートなどの「貸家」は、2万4041戸と去年の同じ月より4.2%増加しているほか、建て売り住宅やマンションなどを示す「分譲住宅」は、2万2698戸と25%増え、世帯数の多い大規模なマンションが着工したことが影響しています。
国土交通省は「注文住宅などの減少は、依然として資材価格の高騰が背景にあるとみている。一方で、マンションは賃貸も分譲も、利便性のいい場所で需要が高いという声が事業者から聞かれる」としています。