ブリヂストンが開発を進めるのは、空気を入れる必要のないタイヤです。
タイヤの内部は、自転車のスポークのような構造で、特殊な樹脂を使うことで、乗り心地につながる柔軟性と、車体を支える強度を併せ持つのが特徴です。
今月から小型のEVでの実証実験を始めています。
プロジェクトリーダーの岩淵芳典さんは「ゴムを貼り替えれば何度でも再利用が可能で、循環型社会にも貢献できる」と話しています。
“空気入れ不要” “見える化” タイヤへ新技術導入が活発に
EV=電気自動車や自動運転技術など、車の開発競争が加速する中、タイヤメーカーの間でも、新たな技術を導入する動きが活発になっています。
【ブリヂストン】 空気を入れる必要ないタイヤ

【住友ゴム工業】タイヤの状態をセンサーで“見える化”

住友ゴム工業は、タイヤの状態をセンサーで“見える化”するシステムを開発しています。
車に取り付けられたセンサーで、走行中でもタイヤの空気圧やすり減り具合などを確認することができ、事故を未然に防ぐことを目指しています。
2024年度に実用化する計画で、将来的には、自動運転車への採用で、離れた場所からもタイヤの状態を把握できるようになるということです。
オートモーティブシステム事業部の徳田一真さんは「自動運転が広がり、人が車をチェックする機会が減っても、このシステムで安全安心を提供したい」と話しています。
車に取り付けられたセンサーで、走行中でもタイヤの空気圧やすり減り具合などを確認することができ、事故を未然に防ぐことを目指しています。
2024年度に実用化する計画で、将来的には、自動運転車への採用で、離れた場所からもタイヤの状態を把握できるようになるということです。
オートモーティブシステム事業部の徳田一真さんは「自動運転が広がり、人が車をチェックする機会が減っても、このシステムで安全安心を提供したい」と話しています。