Jリーグ 声出し応援のマスク着用 来月13日から個人の判断に
サッカーJリーグの野々村芳和チェアマンは観客が声を出して応援する際のマスクの着用について、来月13日から個人の判断に委ねる方針を明らかにしました。
Jリーグは昨シーズン、新型コロナウイルスの感染対策で観客席で声を出して応援できるエリアを制限してきましたが、今シーズンはおよそ3年ぶりにすべての席で声出し応援ができるようになりました。
現状では、声出し応援をする際は周りの人との距離が2メートル以上ある場合を除き、マスクの着用が求められています。
これについて野々村芳和チェアマンは、政府の方針を踏まえて来月13日から声出し応援をする際のマスクの着用についても個人の判断に委ねる方針を明らかにしました。
これでJリーグの試合は個人の判断でマスクを着用せずに声を出して応援することが可能になるということです。
また、新型コロナの感染症法上の位置づけが季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する5月8日には、新型コロナ対策として設けたガイドラインをすべて撤廃したいとしています。
野々村チェアマンは「元の状態でサッカーをしていくことになる。現場でいろんなことが起きていくと思うが、クラブとリーグが一緒になって解決していければいい」と述べました。