東京都 新型コロナ ワクチンバス活用 高齢者の接種環境を維持

新型コロナワクチンについて、厚生労働省の専門家による分科会で、高齢者などを対象に、ことし4月以降、2回の接種が行われる方針が了承される中、東京都は引き続きワクチンバスを活用するなどして、高齢者に接種しやすい環境を維持していく考えです。

新型コロナワクチンについて、22日に開かれた厚生労働省の専門家による分科会では、ことし4月以降も、今の無料接種を継続したうえで、重症化リスクの高い高齢者などは、5月からと9月からの2回の接種を行う方針が了承されました。

22日、都議会では一般質問が行われ、今後のワクチン接種について、都の幹部は「国の方針を踏まえ、高齢者が速やかに接種できる環境を整える」と述べました。

都によりますと、具体的には都内各地を移動して接種会場となるワクチンバスを引き続き活用するほか、実施主体となる区市町村と協力して、接種を呼びかける情報発信を行うということです。