センバツ高校野球 マスク着用での声出し応援認める 高野連

3月、甲子園球場で開かれるセンバツ高校野球について、高野連=日本高校野球連盟などは、マスクを着用しての声出し応援を認めることを決めました。

高野連などは22日、オンラインで3月18日に開幕するセンバツ高校野球の臨時の運営委員会を開き、新型コロナウイルスの感染対策などについて審議しました。

その結果、政府の方針を踏まえ、観客の入場制限は行わず、マスクを着用しての声出し応援を認めることを決めました。

学校の応援団には、マスクの着用をルールとし、そのほかの観客についても声出し応援をする場合は、マスクを携行し、座席では着用することを求めています。

一方、ハイタッチや肩を組む、得点した時に座席の上に立つなどの、1か所に集まる行為は引き続き、控えるよう呼びかけています。

指示に従わなかった観客については、注意や退場などの措置を取るということです。

また、22日の運営委員会では、大会の前や期間中に、出場校の選手などチーム関係者を対象に行ってきたPCR検査を実施せず、体調不良者が出た場合などに必要に応じて行うことも決めました。