海岸に直径約1.5m “謎の金属製の球体” 静岡 浜松
静岡県浜松市の海岸に「機雷のようなものがある」と警察に通報があり、爆発物処理班が出動しました。警察によりますと、見つかったのは直径が1.5メートルほどある金属製の球体で、中は空洞とみられ、爆発の危険性はないことが確認されました。球体が何なのかはまだ分かっていないということです。
今月18日、浜松市西区の遠州浜海岸で、散歩していた人が海岸に鉄球のようなものがあるのに気付き、21日になって警察に「機雷のようなものが打ち上げられている」と通報しました。
警察によりますと、海岸で見つかったのは直径が1.5メートルほどある金属製の球体で、警察は現場近くの道路や半径100メートルの範囲の立ち入りを規制したうえで、機動隊の爆発物処理班が出動して調べました。
警察によりますと、X線を使って調べたところ、中は空洞とみられ、爆発の危険性がないことが確認されたということで周辺の規制を解除しました。
この球体が何なのかは分かっていないということです。
今後は海岸を管理する県がどのように撤去するか、関係機関と協議することにしています。
海岸に来ていた男性「1か月以上前からあった」

海岸にランニングに来ていた浜松市の50代の男性は「鉄球のようなものは1か月以上前から浜辺にありました。材質はおそらく鉄だと思います。近づいて手で押してみたこともありますが、重くて動きませんでした」と話していました。