ブラジル 「リオのカーニバル」パレード始まり最高潮に

南米 ブラジルの真夏の祭典「リオのカーニバル」は19日、サンバのトップチームによるパレードが始まり、会場の熱気は最高潮に達しています。

リオのカーニバルは19日の夜からリオデジャネイロ市内の特別会場で、選抜された12のトップチームが歌やダンスの美しさなどを競い合うコンテストが始まりました。

リオのカーニバルは、新型コロナウイルスの影響でおととし、史上初めて中止となったほか、去年も街頭でのパレードが中止となっていて、通常どおり開催されるのは3年ぶりです。

それぞれのチームは3000人ほどのメンバーで構成され、巨大な山車とともに会場に設けられたおよそ700メートルの花道を行進します。

パレードの題材は、カーニバルの歴史やブラジルの黒人文化などチームによってさまざまで、華やかな衣装に身を包んだダンサーたちが華麗なステップを披露してパレードを盛り上げていました。

リオのカーニバルのトップチームによるパレードは、21日の朝まで夜を徹して行われ、カーニバルの熱気は最高潮に達しています。