
G7外相会合の記念品 「組子細工」の掛け時計 製作進む 長野
4月に長野県軽井沢町で開かれる、G7の外務大臣会合の記念品として、各国の大臣などに「組子細工」の掛け時計が贈られることになり、長野市の工場で製作が進められています。

「組子細工」は、くぎを使わず細かく切った木を組み合わせてさまざまなもようを表現する伝統の技術で、県の伝統的工芸品にも指定されています。

G7の外務大臣会合で訪れる各国の大臣などに贈ることで信州のアピールにつながると、長野市の工場では先月上旬から製作が始まり、六角形の形をした掛け時計の文字盤の部分に、長野県産のヒノキで、麻の葉のもようを施す作業が進められています。
完成は来月上旬の予定だということです。
製作を担当している建具職人の松林節男さんは「細かい技術が施されているので、木でこんなにきれいなデザインができることや、日本の技術力の高さを、各国の大臣などに感じてほしいと思います」と話していました。
完成は来月上旬の予定だということです。
製作を担当している建具職人の松林節男さんは「細かい技術が施されているので、木でこんなにきれいなデザインができることや、日本の技術力の高さを、各国の大臣などに感じてほしいと思います」と話していました。