
陸自と米軍海兵隊 離島防衛想定し共同訓練 大分
離島の防衛を想定した陸上自衛隊とアメリカ海兵隊との共同訓練が18日、大分県で公開されました。
この共同訓練は、陸上自衛隊と沖縄に駐留するアメリカ海兵隊など合わせて1700人が参加して、16日から九州・沖縄で行われています。
18日は大分県の日出生台演習場で訓練の一部が報道関係者に公開され、侵攻された離島を日米が共同して奪還するという想定で行われました。
海兵隊員たちは輸送機のオスプレイやヘリコプターを使って地上に降り立ち、日米の隊員が協力して前線に向かう手順などを確認していました。
離島の防衛態勢を強化するため2006年に始まったこの共同訓練は、これまではアメリカで実施されていましたが、中国軍が南西諸島周辺で活動を活発化させる中、今回、初めて日本で行われることになりました。
訓練は来月12日までで、鹿児島県の離島や沖縄県にある海兵隊基地などで水陸両用車を使った着上陸訓練や実弾の射撃訓練などが行われる予定です。
