NHK党のガーシー参議院議員は、UAE=アラブ首長国連邦に滞在しているとして、去年の初当選以降、一度も国会に登院していませんが、これまでに6件の質問主意書を提出しています。
このうち1件は、性暴力などの被害にあった若い女性を支援する東京都の事業に対し、政府が今年度の補助金交付を決めているかを問うもので、政府は、17日の閣議で「交付が内定している事実はない」などとする答弁書を決定しました。
ガーシー議員としては、海外に滞在していても議員活動ができることをアピールするねらいがあるものとみられます。
ガーシー議員をめぐっては、参議院の懲罰委員会が、21日に委員会としての処分内容を決定することにしています。

ガーシー議員の質問主意書 政府が答弁書を決定
国会への欠席が続き、処分が検討されているNHK党のガーシー参議院議員が提出した質問主意書に対し、政府は17日に答弁書を決定しました。
ガーシー議員としては、海外に滞在していても議員活動ができることをアピールするねらいがあるものとみられます。
