米俳優 ブルース・ウィリスさん 認知症と診断 家族が公表

2022年、失語症と診断され、俳優業を引退していたアメリカの俳優、ブルース・ウィリスさんが認知症と診断されたと家族が明らかにしました。
ウィリスさんの家族は病気を公表することで「有効な治療法がないとされるこの病気に光が当たることを願っている」としています。

アメリカのアクション映画「ダイ・ハード」などで知られる俳優のブルース・ウィリスさんの家族は去年3月、ウィリスさんが失語症の診断を受け、俳優を引退することを明らかにしていました。

家族によりますと、その後、症状が進行し、前頭側頭型認知症という診断がされ、現在はコミュニケーションをとることが難しくなっているということです。

ウィリスさんの家族は、病名を公表した理由について「ブルースは誰かを助けたり、重要な問題に目を向けてもらったりするために自分の声を使ってもらいたいと考えていた。彼自身、できるとしたらこうしていたと思う。有効な治療法がないとされるこの病気に光が当たることを願っている」としています。