
元同僚女性にセクハラメールを50回余送信 都の職員を懲戒処分
東京都は、元同僚の女性を食事に誘うなど、セクハラにあたるメールを50回余り送ったとして、50代の男性職員を停職1か月の懲戒処分にしました。
都によりますと、都の建設局に所属する52歳の男性参事は、3年前の2020年8月、前の職場の同僚の女性職員を食事に誘うなど、セクハラにあたるメールを10日間で50回余り送ったということです。
女性職員からの相談で発覚し、メールには容姿を話題にするものもあったということです。
参事は「明確な拒否がなかったため、セクハラにあたるとは思わなかった」などと話しているということです。
都は16日に、参事を停職1か月の懲戒処分としました。
このほか、生活文化スポーツ局の39歳の男性主事が、去年4月に都内の275の幼稚園に対し、補助金の手続きに関する案内を出す際に、全員のメールアドレスがわかる形で誤って送信したうえ、メールを削除しようとした際にも、再び誤って全員のアドレスがわかる形でメールを送ってしまったということです。
都は、この男性主事を戒告の懲戒処分にし、上司2人を訓告と口頭注意の処分にしました。